GW中の読書

ペットに関しての本は好きでよく手にします。マンガもそうですね。
先日、電車で長時間移動する時間があったのに、たまたま手持ちの本がなくて、駅の本屋さんに寄って手にしたのがこのエッセイ。

しいちゃん日記

• 作者: 群 ようこ
• 出版社/メーカー: マガジンハウス
• 発売日: 2006/04/20
• メディア: 単行本

群ようこさんは大好きで、作品のほとんどは読ませていただいていますが、特に、「とらちゃん」、「ビーの話」など、猫さん話はすばらしい観察眼で書かれており、お気に入りの作品なんです。で、これは、群さんのお家のしいちゃんのお話らしいので、早速購入し、電車の中で読みました。下を向き、くっくっくと笑ってしまい、隣の人に怪訝な顔をされたりしながら読み進めていきました。
先程の「ビーの話」のビーとは、群さんのお隣さんのネコさん。この本でもビー＆しいの話がどんどん続いていくのですが、ビーさんはさすがに１９歳の御長老。老猫介護、とはいかないまでも、お年召したネコさんにはいろんな変化が生じますよね。このような内容の話も、群さんが書くとじめじめしないのが不思議です。涙ぐんだり、にやりとしたりしながら読み進め、様々な事がずんっと心に響いてきました。
ペットを飼っていない方も楽しめるし、ペットと暮している方はちょっとしたポイントにもぐっと来る事間違いなしです。
オススメ。

それから、こんなマンガも見つけてしまいました。

はぐはぐ (初恋編)

• 作者: 沼田 朗, こなみ かなた
• 出版社/メーカー: 双葉社
• 発売日: 2005/10
• メディア: 文庫

この原作の沼田 朗さんはネコに関する著書が何冊もあり、このかたのお父さんは沼田陽一さんといって、犬に関しての著作が沢山あります。このように動物に精通した方が原作で、絵を描いているのも、ネコ好きの漫画家さん。表情の一つ一つがたまりません。

私は現在犬を飼っていますが、決して犬派ではありません！どっちもいける派です。しかし、エッセイ、マンガ、写真集などは、実はネコ関係のものの方が優れている気がしています。とりあえず今思いつくものだけいくつかあげると、「ノラや」（内田百間）、「グーグーだってネコである」（大島弓子）、「クロ號」（杉作）、「きょうの猫村さん」（ほしよりこ）、「チーズスイートホーム」（こなみかなた）、「猫・陽のあたる場所—武田花写真集」など。
犬や猫に関する本を見かけると、ついつい買ってしまいます。読んで、笑ったり泣いたりして、そして、隣に寝そべるチビ達をぎゅっと抱きしめたりして、若干迷惑がられています（汗）。